仕事の椅子を奪い合う時が来る。

仕事の椅子を奪い合う時が来る。

芸能界のオーディションの話ではありません。“夜のお仕事”の話でもありません。
昼間の、いわゆる「普通のお仕事」の話です。

夜、お散歩も兼ねてカフェへ。借りている本を片付けるため、必死になって文字を追っていました。
そこに1組のカップルが。どうやら女性の方は転職支援をしている会社にお勤めされているようです。

男「今、仕事忙しい?」
女「まあまあかな。希望退職をしている会社が結構多いんだよね」
男「そうなの?今?」
女「うん。今(今年)は良いけど、この先危ない・・・みたいな」
男「嗚呼・・・なるほどね」

男「で、今どうなの?」
女「何が?」
男「仕事を・・・人を探している人(企業)と、仕事を探している人、どっちの方が多いの?」
女「ん~・・・まだ求人倍率の方が高いかな・・・今のところは・・・」

こういった会話を直に耳にすると、世相を非常にリアルに感じます。

今日のタイトルは、本田健さんのセミナーの中で出てきた言葉です。

たくさんの業界が消滅・大幅縮小の危機を迎えるこれから、多くの人たちが「仕事の奪い合い」をすることになる、という可能性を示唆されていました。

正社員とかアルバイトとかパートとか契約社員とか派遣とか、一切関係がありません。良くも悪くも、一度築き上げてきたものが壊され、フラットな状態で椅子取りゲームが始まるのです。

しかも、そう遠くない未来に・・・。

今までのように、人生の早い段階で一つのキャリアを選び、その中でずっと幸せに暮らしましたとさ(メデタシメデタシ・・・というライフプランは、もうすでに多くの人にとって夢幻なのかもしれません。

多くの人たちが、ずっと「選ばれるか、選ばれないか」の緊張の中、過ごすことになるかも知れないのです。
長い間、一つの椅子にずっと座り続けていた(そして、椅子を奪われるなんて考えたこともない)人たちにとって、「選ばれない」という経験ほどの恐怖はないかもしれません。

明日明後日、いきなり一つの業界がなくなったり、一つの仕事がごっそり消えるということは考えにくいです。
だからこそ、ひたひたと、静かに、気が付いたら・・・というのが最も恐ろしいと思います。

土用になり、7月も下旬。少しずつ夏らしくなるのだろうか。気が付いたら残暑になっているのでしょうね。

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