心のアンテナ。

心のアンテナ。

「HSP」という言葉が数年前から認知されはじめ、今は各種SNSでも話題のようです。本もたくさん出ていますよね。

「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」を略して「HSP」と表記しますが、それぞれの性格によってさらに細かく細分化されるようです。今日は割愛^^;

幼少期に抜毛症を患い、HSPの特徴として挙げられる項目に幾つも当てはまる自分も、恐らくそうなのだろうと思うこと早数年・・・。この世に生を受け、色々な部分で葛藤もありましたが、少しずつ、生きやすい世の中になっていると思っています。

「その顔で繊細?せめてベスト体重まで体をしぼってから言って下さい(真顔)」というツッコミは無しの方向で^^;!

昔から、自分が怒られるより、人が怒られているのを見るのが嫌でした。そういう空気も大嫌い。体中に人間やモノの色々な感情流れ込んでくる体感というか、そういうものって皆あるものだと思っていました。ないと分かった時のあの愕然とした絶望感・・・高校生の時から外出の時には音楽プレーヤーが手放せず、海外への短期ステイ中、先生に怒られました笑。

私には、幼少の頃から芝居と占い(それに加えて高校生辺りからIT関係)があったので、大分救われていたのだと思います。自分の感性を表現する場を早くから知っているということは、幸せな事だったと思います。お陰様でグレずに、警察のお世話にもならず生きてきました笑。

占い好きとして、星を見て思いますが、世の中には繊細過ぎて悩む人もいれば、そんな人とは一生縁もゆかりもなく、ダンプカー・ショベルカーで人をなぎ倒しながら生きていける人たちも大勢いるということです。そしてそういう人たちにとって、HSPなんて全く理解できず、理解しようという気もないということ(周囲にHSPがいないのでその必要もない)。そして、社会で生きていく以上、そういう人たちとも上手く付き合っていく技術がHSPには必要だとも思っています。心の感度なんて、鍛えてどうにかなるものではありませんが、鍛えれば何でもどうにかなると思っている人も大勢いるんです。

そして、HSP同士だからと言って、人同士の相性がいいというわけでもないし、色々なことが上手くいくわけではないということも、重々承知しておかなければいけないと思っています。

売れる=偉い(権力)になっている芸事の世界で、今までも散々嫌な思いをしてきました。でも、それを強く突っぱねられない、弱い自分が駄目なのだとも同時にずっと思ってきました。長いことこの業界にいれば慣れる、とも最初は思っていましたが、慣れることはありませんし、言われたこと・されたことはいつまでも覚えています。この辺り冥王星1室らしいでしょ?笑。

でも、どんなことがあっても、心の感性が枯れることありませんでした。

大丈夫なんです。心が枯れて死んでしまったと思っても、一度立ち止まって、ちゃんと心に栄養とお水をあげ続ければ・・・時折、強すぎる太陽や冷たすぎる雨、強風や火事に地震に色々あるけれど笑、ちゃんとマリモみたいなフワフワな心になるんです・・・。諦めないで、優しいまなざしで自分の心と向かい続けていれば、大丈夫なんです。

いわゆる「お勤め」をする中で、HSPはどうしても心を石化させないと辛いというか、やっていけない場面が多々あると思います。私もそれが理由で離れた場所がいくつもありますし、私の役者の先輩もそれ(オフィスワークと表現活動で求められる心のバランス)で悩み、舞台から降りてしまいました。

オフィスワークをするにあたり、豊かな感性なんて、正直あまり役に立つとは思えません。
私の大嫌いなワード「優先順位を立てて・・・」「メリハリをつけて」「臨機応変に(世間の言うそれは、大体“やっつけ仕事”とか“準備不足”とか“滅茶苦茶”と言うのだよ^^;)」に上手に対応できる人が、オフィスワーカーとして歓迎されるのでしょう。

芸事も、純粋に技術を磨く以外に、チケットノルマをさばくための営業活動とか、接待とか、そちらの方が「仕事」の比重として大きいこともあります。その過程で、心が荒み、芸事を続けていくことが辛く感じることもあります。

それでも、生きていかねばなりません。・・・急に宮崎アニメみたいになった^^;笑。

これから、激動の数年となりますが、このトンネルを抜けた先、驚くほど良い世界になっていると信じています。
生き延びなければその喜びを享受することもできないわけで^^;ふわふわポムポムのまりもの心、大事に温めて、守り続けたいと思います。次に舞台に立てるのはいつになる事やら。

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