昔の習い事の思い出。

物を捨てることに躊躇がない私ですが、それでも「どうしようかな」と迷うものがあります。
それは、昔の習い事関係の物品です。

今、処分を考えているのは、結婚式の司会者になるための講座に通ったときの書類一式。

もう7~8年くらい前ですが、食い扶持を増やすために、副業として結婚式やイベントMCとしてのスキルを学びたいと思い、色々と調べていた時期がありました。そこに偶然、某有名司会者事務所が短期集中で講座を開くという告知を発見。わずか4回(一ヶ月集中講座)でしたが、お値段もお手頃だったので割と即決で申し込みました。

講座の案内ページに割と厳しい・・・というか、覚悟がない人は来ないでください位ハッキリと書かれていたので、割と覚悟していきましたが、実際のレッスンも厳しかったです。むしろ、たった4回の講座なのにここまでやってくれるのか、と思うくらい。これが終わったら本当に即戦力になれる人を育ててくれているのだと感じました。ハードすぎてわずか2回で来なくなった人もいたけど^^;

「司会者は答えを奪ってはいけない」「“さぁ!”は心の中で」「“少々緊張気味の~”は式中で連発するな(使っても一度だけと心得る)」など、本当に現場に入って困らないアドバイスをたくさんいただきました。お芝居にも通じるものがたくさんあるんですよね。役者でも司会業をアルバイトとしてしている人は多いけれど、人を引き立たせることで自分が引き立つということが、とてもよく分かる仕事だと思います。そして、司会とは本当に“黒子”なのだということを・・・。

私の場合、結婚式司会のもう一つの仕事である「結婚式前の新郎新婦との打ち合わせ」が講座の中で行われた模擬打ち合わせでも上手くできず、そしてこの部分に司会という仕事のエネルギーが必要なのだろうということを察し、勉強だけに留めておくことにしました。司会の仕事って今は多岐に渡っていて、式中の余興のアイディアを出したり、タイムテーブルを一緒に考えたり・・・一昔?いや三昔くらい前のように、単に仲人さんの代わりという仕事ではありません。たった1~2回の打ち合わせで、他人の人生で一度きり(に大半の人はしたい筈)の超高額イベントの重責を背負うなんて、アルバイト感覚で私にはできないと思いました。

それなりにハードだったけど、今までの人生で一番コストパフォーマンスの良い講座でした。中身のない演技のワークシップよりよほど・・・笑。当時のテキストとか、今となっては手に入らないので大事に保管していました。講師の先生からも「友人の結婚式の司会をするには十二分なレベル」と言って頂けたので、人から頼まれたときだけこっそり取り出す天下の宝刀として、もう少し大事にしておこうかなと思います。

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