顔が揺れる女。
今日のタイトル、ミステリーのタイトルではありません。
昨今、オーディションで「動画を用意して下さい」と言われることがよくあります。その収録のために必要なレントルームをリストアップしたり、高度な編集まではいかなくとも、簡単に不要な部分をカットしてアップロードして先方に送り・・・と意外に?結構?手間がかかります。仕事用に使うものなので当然かもしれませんが、下手をすればお芝居の準備より時間がかかっているかもしれない。
そんなこんなで先週末、バタバタと準備に追われていました。久しぶりだったのでなおの事・・・。無事に取り敢えず量だけは録って、汗ばんだ心身を休ませながら自宅でチェック作業をしていた時です。
あれ、私・・・揺れている?
気になったのは一番初めのはじめ、大事な「自分の名前を名乗る時」です。よく見ると名前を言いながら体というか頭が・・・揺れていると言っても全身がゆらゆらしているわけではなく、「頷きながらしゃべっている」に近い状態のものが撮り始め数本にあり、結構ショックでした。
自分の名前って、言えるようでキチンと言えていないんだな・・・。貰った台本の台詞をあれこれ試すわりに、自分の事がおざなりになりがち。アクセントとか声の大きさとかもちろん大切ですが、体を真っ直ぐにして揺れずに名前を言う・・・なんだか小学校受験の練習みたいになってきた^^;
でも、自分にとっての「商品名」ですから、もっと大事に扱わないといけないですよね。しかもこの動画を見る人は初対面・・・。何度も試行錯誤を楽しみつつ、また次の機会に備えたいと思います。このために動画撮影用のスタンドを新調したのも追記。