「革のバッグ」信仰
さて、信仰と宗教は紙一重・・・ということで(?)今日のタイトルです。
物の定期的な整理がもはや趣味と化している私ですが、ずっと前から処分しようかするまいか、困っているものがあります。
それは「本革のバッグ」です。
「皮のバッグ」って、いいですよね。美しいんですよね。お店の素敵な照明の下にあると、特に・・・。
「一生モノ」とか「時間をかけて自分だけの色に」とか、素敵なキャッチコピーに心惹かれて、10年ほど前に手に入れたバッグがあります。
ですが。
重いんです。
そしてお手入れに手間暇がかかるんです。革なので、当然ながら雨や汗などの水気の物は厳禁。型崩れしないように保管をし、使えば中が汚れてくるので少し洗ってみたり、爪などで傷がついたらオイルを塗ってみたり・・・。人間も物も、良い状態を維持するためには手間暇がかかるのだと、このバッグを手に取るたびに感じています。
ですが、せっかく手入れをしても「重いバッグ」って、持たなくなるんですよね。自然と箪笥(クローゼット?)の肥やしに・・・。
そして、バッグの色は黄色みの強い明るめのブラウン。バッグ自体はとても良いものだと思いますが、色味がビジネスシーンには若干カジュアルすぎる印象です。何だかもう着物みたい・・・格だの場所だの^^;今度バッグを購入する時は、シーンを選ばない黒か濃紺にしようと固く決意するのでした。
私の年齢がバッグの貫禄に追いつくのを待つしかないのかしら・・・と思い、近いうちに実家へ送る予定です。年齢を重ねていったら、重いバッグなんて更に嫌になるかも?でも少しだけ寝かせてみようと思います。