そんなに考えることですか?
今日のタイトル、HSPあるあるだと思いますが・・・。
私、よく言われるんです。
「そんなに考えることですか?」と・・・。
聞かれているのは大概些細な事なんです。でもどう答えれば相手と自分にとってベストなのか、自分の言葉を相手も持っているのか、相手が自分に何と言ってほしいのかとか、考え始めるとキリがありません。そして痺れを切らした相手から出てくるのが上記の言葉です。
「いや、考える事でしょう。あなたは考えないの?もう少し自分の脳味噌を使って色々と考えた方がいいんじゃないの??むしろその位の深さでしか(以下延々と小姑のような小言が続くので略)」が私の答えですが、まさかそんな事を正面切って言えるわけもなく「そ、そうですよね。えぇ。えぇ・・・」と中途半端な愛想笑いでモゴモゴするしかありません。適当にお茶を濁して事が済むならそうしてしまいたいんです。そこに労力を使っても仕方がないし・・・。
常に頭の中でフェルマーの最終定理を解こうとしているわけでもないし、古代ミノア人が残した謎の文字について考えているわけでもありません。
ただいつも、もう少しだけ色々と考える時間が欲しい、時間をください。与えておくれ・・・と思いながら生きているんです。その割に、一度動き始めたら猪突猛進なのだけれど・・・。
逆に、どうしてすぐにパパッと言葉が口から出せるのか、もう少し考えてから言葉を口にした方がいいんじゃないかと思う事も多々ありますが、その度にやっぱりお茶を濁すのでした・・・。特にお芝居をするとき、多くの日本人の演じ手は学校教育のように共通の俳優教育を受けていないため、「はじめまして」の役者が多く集まる場面では、どうしてもお互いの共通言語を探るのに時間が欲しかったりするのです、ハイ。