『A Fairy Tale-青い薔薇の精-』『シャルム!』を観てきました。
早朝からの当日券争奪戦(ただ並んでいただけ)に勝利し、花組公演『A Fairy Tale-青い薔薇の精-』『シャルム!』を観てきました。(毎度のことですが、宝塚歌劇に詳しくありませんので、失礼な感想などありましたら申し訳ございません。)
早朝からの待機の後に約3時間の立ち見・・・体力勝負にも拘わらず、開演前から若干フラフラの頭と体。公演終了までもつのか始まる前から不安になる。
今回は約5年トップスターを務められた明日海りおさんの退団公演、そして新たにトップ娘役に就任した華優希さんのお披露目公演です。開演前にグッズショップに立ち寄りましたが、そこかしこに明日海さんの写真やら何やら・・・当たり前か^^;
お芝居は、個人的にSF系の作品がそれほど得意ではなくて・・・自分にとっては数回観てジワジワ感想がこみあげてくるタイプの作品なのかな、と思いながら鑑賞していました。セットの細やかな豪華さ、特に植物研究所?のセットがとても素晴らしかったです。途中、行方知れずとなったヒロイン探しに探偵を使うことになりますが、その探偵が住んでいるのが「ベーカー街」というところで思わずクスリ。イギリスで探偵といったら・・・そうなりますよね、植田先生^^!
そしてレビュー。私の好きなアップテンポのショーなので、飽きずに楽しめると思いましたが、想像を超える満足感!退団を感じさせるシーンや振り付けも多く、客席の雰囲気も相まって、とても楽しかったです。
退団公演を初めて拝見しましたが、あの独特の空気感が何とも言えませんね。千穐楽なんて何を見ても涙ぐんでしまいそう^^;
私も数年前、ずっと見ていた作品がありましたが、千穐楽の日は特別な思い入れがありました。嗚呼、もうこの人(達)が一堂に揃う事もなく、舞台で見るのもひょっとしたら最後・・・?いや、少なくともその「役」としてみることはもうないのだな、と思うと、千穐楽と初日と中日のチケットを押さえるのはもはや義務のようにすら感じていました笑。
明日海さんはもちろん、華さん、今回で退団される皆様、他の出演者の皆様、オーケストラ(今日の指揮者は西野淳さん!)、スタッフの皆様・・・素晴らしい作品をありがとうございました。24日の千穐楽まで、皆さま欠けることなく大団円となる事をお祈りいたします。