『川霧の橋』『Dream Chaser!』を観てきました。

『川霧の橋』『Dream Chaser!』を観てきました。

先日、博多座で行われている「川霧の橋」を観てきました。
初めての博多座です。福岡も8年ぶりの訪問!1泊2日でしたが、1日目は太宰府天満宮とマリンワールドを同じ日に訪れるという超弾丸ツアーになりました。それはまた別の記事で・・・。

今回の月組公演は、新トップスター・月城かなとさんと新トップ娘役・海乃美月さんのプレお披露目公演です。演目は月組トップコンビだった剣幸さん、こだま愛さんの退団公演の再演とのことで、期待値もかなり高い公演だったかと思います。

川霧の橋、以前一度だけ映像で拝見したことがあるのですが、本当に美しく、素晴らしい作品で・・・いかにも宝塚らしいきらびやかな世界ではないけれど、こういう質実剛健な作品、私は大好きです。市井の人たちの、ありふれた繰り返される日常の中にある悲しみや無常・・・何より、脚本が山本周五郎の小説を元に柴田侑宏先生が書かれたということで、これは一度生で見ておかなければいけない作品だと思い、福岡に飛ぶことを決意しました。

さて、全体の感想ですが・・・。

鳳月杏、ワンマン歌謡ショー

・・・身も蓋もありませんが、率直な感想です。特に前半!
他の役者さんの技術が云々というのではなく、鳳月さんお一人が突出していた印象です。この作品は日本物で市井の人たちの物語なので、派手なダンスシーンは作品にありません。むしろ、しっかりと、しっとりと歌える人が必要だと思うのですが・・・。和製ミュージカルにありがちな「突然歌い始めました」感がなく、むしろ「よっ!待っていました!!」と声をかけたくなる役者。特に川に向かって客席に背中を向けて、階段を足の支えにするシーンがあるのですが・・・わかりますか?船乗りのポーズというか。あれなんていかにも「ザ・タカラヅカの男役!」という感じで、お金を払って福岡まで飛んできてよかったと思いました。初演では確か、涼風真世さんでしたよね、この役。

そして、こちらに来てフライヤーを見て初めて気が付いたのですが・・・今回の演出、小柳奈穂子先生だったのですね。
過去にもアニメ原作の舞台化を務められていて、長尺の作品をコンパクトに見やすくまとめる技量のある先生、という印象です。元々大劇場上演を前提として書かれている脚本ですが、最初から最後まで見やすい演出がされていたかと思います。

この作品のメインテーマともいえる「蓮華の花のような・・・」で始まるあの歌、1幕のかなり早い段階で歌うんですよね。この歌を聴くためだけに来たといっても過言ではなく^^;銀橋がないので舞台のツラを上手く使い歌っていたと思います。生オーケストラだったら泣いていたかもしれない。

ラストの影ソロはどなたかと思ったら、咲彩いちごさん。若手娘役の歌姫候補でしょうか。力があっても披露する機会がなければ蕾のまま枯れてしまいます。コーラスもとても素晴らしかったので、ぜひこれからも活躍されますよう、楽しみにしています。

そして、ショーですが・・・初めて鑑賞した宝塚のショーが「Melodia(花組公演)」だったのですが、本当にショーってあっという間ですよね。今回の「Dream Chaser」もスタンダードなショーという印象で、とても見やすく、私は楽しめました。若干ラテン系の寄っていたのも、理由の一つかもしれません。ミロンガありアイドルソングあり黒燕尾ありと、宝塚の王道の魅力満載のショーでした。

取りあえず、人生初の博多座、そして宝塚遠征は無事に終了。11月3日まで上演とのことで、出演者、スタッフの皆様、安全第一で千秋楽を迎えられますこと、お祈り申し上げます。楽しませていただき、ありがとうございました^^

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