今日の記事はこのyoutubeから。

https://www.youtube.com/watch?v=0MPzRD7HZZQ

生き馬の目を抜く芸事の世界、強くて図太くて強かじゃないとやっていけない、なんて言われますし、確かにそうも思います。でも、それだけではだめで・・・。私も過去に受けたレッスン中や現場、日常生活の中でも「もっと自分の中に強さがあればいいな。1言われたら100も200も言い返せるあの人が羨ましい・・・」と思っていたし、今も思っています＾＾；本当は一緒になって笑ってごまかすのではなくて、思い切り言葉でズバズバと言い返せたら・・・でもその言葉が出てこなくて・・・悔しくて、みじめな気持ちになってしまいますよね。そして心の中で毎日凄惨な事件が起こっているという悲劇・・・笑。

でも、年月を重ねるにつれて、10年前だったら言えなかったこと、できなかったことが、少しずつ言えたりできるようになってきました。「やっぱりあれはおかしかったんだ」「あの先生の言っていたことは時代遅れだったのだな」と思うこともあれば、当時は宝石のように聞こえた金言も、今は「・・・で、結局あの先生は何が言いたかったの？具体的な指導は？？？」と冷静に突っ込みを入れてしまったり。「心臓に毛が生える」と言いますが、女性は鋼の針が生えるのでは？と思っている私です。適度に間引いて、手入れしないとね＾＾；！

このyoutubeのカウンセラーさんもおっしゃっていますけれど、上手く回避するスキルとかきちんと話し合いで解決に持ち込む能力とか、こういった大人の人付き合いというか処世術はとても大切だと思います。こういった技術を併せ持つことも「強さ」の一つかもしれません。

また、苦手分野に手を出さない、これも本当に大事だと思います。何度もこのブログに書いていますが、本当に時間とお金と自分の肉体を無駄に傷つけるだけです。ある程度やってみないと分かりませんが・・・苦手な分野って、できるようになったとしても、本当に「たかが知れている」のです。元々能力に恵まれている人たちと比べると・・・君子危うきに近寄らず、ですよね。

ほどほどのところで諦めてケリをつけて、活躍できる分野へ移ることも大切だと思います。時間もお金も有限だから・・・。そもそも「強さ」なんていらないんですよね。元々持っている人はそれを活かせばいいし、ない人はないなりに楽しく生きていける場所を選べばお互いに幸せだと思うのですが・・・「強くなきゃ生きていけない」なんて言ったのは誰？それもまやかしだということに、もうそろそろ気が付いてもいいのかもしれません。その言葉を選んで生きていること自体、そういった環境を自分で引き寄せてしまっているということになるのですから・・・。もっと楽に生きましょう！楽に・・・。