新しい場所へ。そして偏見との闘い。

私事ですが、新天地が決まりました。
運よく拾ってもらったというか、完全にお人柄採用なのでは・・・?と、担当者の方のコメントに猛烈に不安しかありませんが、勉強してきたことが多少報われたのかな、という気持ちです。英語、諦めないで良かったです。

なんというか・・・こう・・・演劇とかお芝居とか舞台って「元気いっぱい!」みたいなイメージが大きいんだな、と、様々な仕事の面接を受けていて思います。もちろん、エンターテインメントですから、明るくエネルギー値の高い作品も多いでしょう。ですが、声を張り上げるばかりが演劇ではないのです。もっと、人と人との間に生まれる多様で複雑な感情を表現することが演劇という芸術なのです・・・と言いたくなりますが、もちろん黙っています笑。

よく、販売のアルバイトやコールセンター、マネキン(試食販売)のお仕事で、役者を目指しているというと「学んでいること(経験)が生かせますね!」なんて言われた経験がある役者も多いのではと思いますが、私は正直、そうは思いません。むしろ、変な癖がつくのでやめておいた方がいい…とさえ思います。

一日中立ちっぱなしというだけで体力を消耗しますし、人通りが多い場所で一日中声を張り上げていれば、喉も傷めます。しかも、その業界特有の声の出し方や喋り方に自然と体が寄ってしまうので、特定の役の時だけ妙な癖が出る…ということにもなりかねません。一時的に、とか、本当にその業界で仕事をするのが好き、楽しい、というのであれば構わないと思いますが、日銭を稼ぐため、というのであれば、別の仕事を検討してみてもいいと思います。

今年は一月には想定していなかった怒涛の展開になりました。いい意味で、ですけど・・・。色々な畑に撒いた種から少しずつ芽が出てきて、それを育てたり耕したり、選別していくフェーズに入ったのかな、とも思っています。無理のない表現を追求していきたいです。

landlady
お芝居をしています。寄り道と道草ばかり。お時間がある時にふらっと覗きに来ていただければ嬉しいです。

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