『チャーリーズ・エンジェル』を観てきました。

アラジンでヒロインを務めたナオミ・スコットが出演とのことで劇場へ。

こちらの映画、2000年に一度映画化していますが、大元はテレビドラマだったのですね。映画化した当時、とても盛り上がっていた記憶があるのですが、本作はどうなっているのか・・・。

タウンゼント社のスパイを務めるサビーナ(クリステン・スチュワート)とジェーン(エラ・バリンスカ)。犯罪組織を一網打尽にするためリオデジャネイロで犯罪者たちを捉えた後、彼らのボスであるジョン・ボスレーが引退するところから物語は動き出します。
その1年後、MIT卒のエンジニア・エレーナ(ナオミ・スコット)は、自身のチームが開発したエネルギーをコントロールできるシステム「カリスト」に不具合があることを上司の相談し、改善をしたいと申し出ますが、黙殺されてしまいます。タウンゼント社に内部告発をすることに決めたエレーナは、2人のエンジェルの新しいボスであるエドガーに密会をして、証拠を渡そうとするのですが・・・

もっと最初から3人のエンジェルたちがバリバリ肉弾戦を繰り広げるのかと思いきや、2人のエンジェル(サビーナとジェーン)にエレーナが仲間として加わるまでのアクション多めのドタバタ珍道中?という印象。いかにも新人です!オーラ全開のエレーナと修羅場をくぐってきたサビーナとジェーンという組み合わせ、どうなる事かと思いきや・・・。エンジェルたちを支える仲間たちや研究所のメンバー、新しいボスたちもキャラクターもそれぞれが際立っていて、ハードなアクションだけではないストーリーに仕上がっていました。

ネット上での評価は割れているようですが、私は楽しめました。単純に女性が多く出てくるアクションって久々でしたし、ラストはスカッとできて^^!強くて美しい女性たちの並ぶ姿はそれだけで気分が良いです。

主役を務める3人のエンジェルはもちろん、脇を固める出演者も皆良かった!特に殺し屋のホダックを演じたジョナサン・タッカーが個人的にはお気に入り^^あの人の血が通っていなさそうな人外な佇まいというか・・・ラストは横溝ミステリーみたいになりましたが、分かりやすいオチで良かったです。立った時の佇まいがダンサーそのものだったので調べてみたら、元バレエダンサーとか。納得!

最後に新人育成所?の教官として歴代のエンジェルたちが出演していたのも面白かったです。ただ、ジョンの定年退職をお祝いするために作られた「思い出ビデオ」でいかにも合成です!みたいな加工で流れてきたエンジェルたちの写真にはちょっと残念。もっときれいに処理しようと思えば、いくらでもできたと思うのですが・・・ファンサービスだとは思うのですが、合成の仕方がイマイチだったせいか、妙に時代錯誤な感じになってしまいました。過去の映画画像は著作権の関係で使えなかったのでしょうか。

劇場には007の大型ポスターが・・・4月公開ですが、きっとあっという間。いつかボンドガールを務めるナオミ・スコットが見てみたいものです。

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landlady
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