映画 | はんなりハミング

観てきた映画の感想。

2023年の映画を振り返る。

2023年の映画を振り返る。

昨年の振り返りを今のうちに・・・。 2023年に劇場で鑑賞した映画の本数は23本。チケット発券がない劇場も増えましたので、もしかしたらあと数本あるかもしれません。 『ヒトラーのための虐殺会議』『ベネデッタ』など、出だしから結構濃いめな味付けの作品で始まりましたが、話題作も拝見しつつ、やはりミニシアター中心の鑑賞となりま...Read More
『不思議の国の数学者』を観てきました。

『不思議の国の数学者』を観てきました。

5月中旬に鑑賞してきました。横浜・桜木町にて・・・。こちらもポスターで一目惚れした作品です。 「スウィング・キッズ」以来の韓国映画でした。韓国映画ならではのノリというかテンションというか。途中学園ラブコメみたいなのがいきなり始まったりしましたが、それも面白かったです^^; 舞台は韓国のエリート高校。落ちこぼれの男子高校...Read More
『ウィ、シェフ!』を観てきました。

『ウィ、シェフ!』を観てきました。

公開初日にこちらの作品を観てきました。朝イチで有楽町へ・・・。 女性の料理人をテーマにした映画って、意外に多いと思います。『幸せのレシピ』『二ツ星の料理人』など・・・。こちらも同じように主人公は有名レストランで腕を振るっていた女性シェフ。上層部と反りが合わず退職、次の職場に選んだのは未成年の移民の少年たちを保護するため...Read More
『AIR/エア』を観てきました。

『AIR/エア』を観てきました。

先日、ようやく鑑賞してきました。品川にて・・・。周囲は7割くらいが男性?バスケットボールファンと思われる方がほとんどで、足元のスニーカーを見るのが楽しい観客席でした。 舞台は1984年のアメリカ。有名スポーツメーカーであるNIKE(ナイキ)のバスケットボールシューズ部門が業績不振から逆転劇を見せるサクセスストーリー・・...Read More
『丘の上の本屋さん』を観てきました。

『丘の上の本屋さん』を観てきました。

大分時間が空いてしまいましたが、3月に鑑賞してきました。新宿ピカデリーにて。終演後に確認してみたら、客席の埋まり具合は8~9割と結構な人出でした。 ポスターと予告編で期待して観に行きましたが、予想以上に楽しめた作品です。 風光明媚、という表現がぴったりの、イタリアの丘陵地域にある古本屋さん。店主のリベロと、そこに訪れる...Read More
『SHE SAID』を観てきました。

『SHE SAID』を観てきました。

日曜朝一で日比谷のTOHOシネマへ。思いの外混み合っていました。 数年前にも似たような告発ものの映画がありましたが(確か2020年に日本公開された映画『スキャンダル』・・・FOXニュースだったか?)、ここ数年の流行りなのでしょうか?こちらは映画業界に横たわっているパワハラとセクハラを題材にした作品。「#MeToo運動」...Read More
『ヒトラーのための虐殺会議』を観てきました。

『ヒトラーのための虐殺会議』を観てきました。

昨秋に日本公開を知り、とても楽しみにしていました。リニューアルオープンした恵比寿ガーデンシネマへ。 こちらの作品は、いわゆる「戦争映画」ですが、目の前で人が死んだり、ドンパチするシーンはありません。ですが、淡々と人の死について検討し、話し合いが進んでいく、ある種の静かな恐怖がずっと画面に横たわっています。また、史実の資...Read More
『ミセス・ハリス、パリに行く』を観てきました。

『ミセス・ハリス、パリに行く』を観てきました。

ポスターを見てから行こうか行くまいか大分迷いましたが、行って大正解!の映画でした。 祝日の朝一で品川へ・・・。驚くほど混んでいました。ちびっこも多く朝から圧倒される・・・。 舞台は1950年代のイギリス。夫を戦争で失い、家政婦として慎ましく生計を立てて暮らすエディ(ミセス・ハリス)。ある日、雇い主の自宅で見たこともない...Read More
『恋人はアンバー』を観てきました。

『恋人はアンバー』を観てきました。

劇場で予告編を拝見した時から、公開をとても楽しみにしていました。午後一で日比谷へ・・・。 舞台は1990年代半ばのアイルランド。田舎の男子高校生・エディは同性愛者であることを何となく自覚しながら、父親のように軍人として生きる将来を描いています。窮屈な高校生活の中で、同じく同性愛者である女子高校生・アンバーと出逢い、お互...Read More
『アフター・ヤン』を観てきました。

『アフター・ヤン』を観てきました。

劇場で予告編を見た時から気になっていました。日曜午後の日比谷シャンテへ。 ただただ静謐で美しい時間が淡々と流れ続ける・・・。映画そのものが一篇の詩のような印象を受けました。とにかく、映像が本当に美しいのです。自然、緑、光、影、人の命・・・どれも一枚の絵のようでした。 ストーリーは未来が舞台。家庭にも人型AIが当たり前の...Read More