私が目にしたメールマガジンでも「その気（サービスを購入する気）もないのに個別相談会に申し込んでトラブルに発展するケースが相談として持ち込まれます」と書かれていました。ちょっと気になる人向けに「合同説明会」とかを開いて、そこで「個別相談会」を案内すればいいのに・・・なんて私は思ってしまいますが、それではお商売にならないのでしょうね。

紹介や動画サイトなどできっかけを作り、せっせとメルマガとラインでメッセージを発信し続け、コンタクトを取ってきた人（興味半分の方もいれば、覚悟を決めて申し込む方もいらっしゃるでしょう）には直接クロージングまで持ち込む・・・というのが今の流行りのスタイルなのでしょうか。実際の対面でもwebでも、1:1では逃げ場がありませんから、その気がなくても、その場の空気と講師の圧で、しぶしぶ？泣く泣く？申し込んでしまった人がいてもおかしくないと思います。

なんだかこれ、やり方を間違えてしまうと「〇〇商法」は大げさかもしれませんが、その類の販売方法とあまり変わらないような気もしてきました。もちろん、募集する側はそんなつもりで募集をかけているわけではないだろうし、コンタクトを取る人も予約の際に「話を聞くだけで購入のつもりはありませんがいいですか？」と聞くとか・・・聞かない、いや、聞けないよな＾＾；

募集する側からしたら「予約する時に空気を読んでくださいね（こちらの提供するサービスを契約することが前提の相談会ですよ）」ということなのかもしれませんが、そんなこと言われても、こういった「個別相談会」の暗黙の了解なんて、利用する方は分からない人も多いのではと思います。起業家の方はサービスの提供などを勉強されて、流れなどを熟知されているのかもしれませんが・・・。

そもそもこういった相談会の類って、無料なの？有料の相談会にしたらあまりトラブルもなさそうですが・・・。でも、相談会の金額が5,000円で、実際の講座の金額が60万円です、と言われたら、私ならぎょっとしてしまうかもしれません。「大丈夫！分割なら一ヶ月5万で、一年で払い終わりますよ～」なんて食い下がられたら、恐縮しながらそっとログアウトすると思います＾＾；