続々とアパレルブランドが消えていく。
今日、所用で大井町のアトレに立ち寄ったら、ティアンエクートが閉店していて驚きました。先日、偶然有楽町店が閉店すると知って、色々買ってきたのですが・・・。大井町は残るのか、良かった・・・なんて思っていたら。なんと!
全店閉店
驚きました。え?それってブランド自体をクローズするの?と思い調べたところ、今のコレクションをもってブランド自体も終了するとのことでした。ここでも発動した「私が好きになったブランドはなくなってしまう」説・・・。お隣にあった「ケティ シェリー」も店舗は全てクローズして、今後はウェブのみで展開するとのこと。今らしい舵の切り方だなと思っていましたが、ブランドのクローズは寂しい限りです。
ティアンは元々三松グループで、メインブランドは「ふりふ」でしょうから、主力事業に注力して、洋服ブランドは早々に切ったという事か。今の時点でカットするということは、元々綱渡り的に続けていたところにコロナ直撃、というところでしょうか。多くのアパレルが同じ状況でしょうが・・・これから中価格帯(ブラウス1枚が5,000円~10,000円くらいの値段が目安?)のブランドは本当に厳しいでしょうね。ユニクロやしまむらのように低価格帯か、メゾンのような思いきりハイプライスか・・・。中庸なんて言葉、日本から消えるのかもしれません。
先ほどニュースを読んでいたら、「aquagirl」もブランドクローズですって?好きなブランドだったのでショックでした。ワールドのブランドでしたが、抜本的な改革を図るとのこと。銀座のど真ん中でアウトレットとか、もうなりふり構っていられない様子が伝わってきますが、「もはや戦後ではない」ではなく「まさに戦後」だと思います。あのような地獄の様相ではないでしょうけれど・・・あがけるだけあがく姿は学びになりますし、ダサいと思う人もいるのかも知れまいけど、私はそういう姿、嫌じゃありません。黙ってアリジゴクにはまるほうがダサい!やれるだけやったら諦めもつきます。頑張ってほしい。
これから来春以降、本格的に各業界大手の倒産が始まるのでしょう。まだ大手の飲食系企業が倒れたニュースは聞きません。何だかんだと「食」は生活の中心にありますし、上手くビジネス形態を転換して生き残りをかける所も多いでしょう。服って、インナーとか必要最低限のもの以外は「贅沢品」ですから、これから数年、ふるいにかけられる時期が続くのだと思います。コロナはあくまで「きっかけ」に過ぎなかったと思いますが・・・。これからはユニクロが「国民服」と化すのか?いや、今の時点ですでにそうか^^;