『ステージ・マザー』を観てきました。

先週末、重い雲が広がる中、急いで日比谷シャンテへ・・・。帰りは雨模様でした。
公開日から日が経っていたので朝イチの上映のみ。間に合ってよかったです。

舞台はサンフランシスコ。テキサスの田舎町で長年平凡な主婦として暮らしていたメインベリンは、疎遠になっていたゲイの息子がショーに出演中、薬物の過剰摂取で亡くなった訃報を受け取り、葬儀へと向かいます。ところが現地で、息子と恋人関係にあった男性から、息子の経営しているバーの所有権は自分にあることを聞かされ、勢いのままバーの経営者になってしまうのです。さて、どうなることやら・・・というのが始まりの部分。

とても良作だと思います。好きな作品でした。
泣かせるような演出は目立ってないのに、自然と頬が涙を伝うような素晴らしいシーンの数々は、演出もさることながら、俳優陣の力量による所が大きいと思います。大きなスクリーン向きではないのかもしれないけれど、心にじわじわと広がってずっと胸に残る、そんな暖かさがある作品でした。

バーに出演するキャストたちも、それぞれに生きにくさを感じながら精一杯生きていて・・・自分と向き合い、家族と向き合い、逃げたり逃げられたり、拒絶したりされたりしながら日々の人生を精一杯生きて、ステージで咲き切る姿がとても美しかったです。

キャスト陣は皆魅力的ですが・・・不意打ちだったのは、メインベリンの前に現れるホテルのコンシェルジュ長役の男性!とても素敵でした。年令を重ねた男性と女性のデートってとても素敵・・・重ねた人生経験がにじむやり取り^^目の保養と心の栄養になりました。最後のレコードを選ぶシーンとか、とても良かったです。

あと、言わずもがな音楽!曲は全編「懐メロ」に分類されるのかしら。ショーの内容や衣装がテコ入れされ、どんどんキャストの表情も豊かになっていく過程がとても楽しかったです。そして皆さん、本当に歌が上手!いや、役者ならあのくらい歌えて当然?サントラCDが欲しいのですが、検索に引っかからないんですよね。まだ出ていないということは無いでしょうから、もうちょっと頑張って探そう・・・。

次の鑑賞予定は「ブックセラーズ」です。ドキュメンタリーは面白いですね、封切りが待ち遠しいです^^

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