新聞記事を読んでびっくりしました。まさか、上田先生が?!今後の宝塚歌劇を担う、それこそ“人財”だったでしょうに…。この「人財(人材の材を財産の財、と表記すること)」という表現、私はあまり好きではないのですが(こう、無理やり「人は財産です!」みたいな感じがお仕着せがましいというか、何と言うか・・・)、上田先生には財産の“財”の字を使いたい!
いかにも小劇場で上演されるような公演の雰囲気というか演出、私は大好きでした。客席に休ませることを許さない、常に舞台の上から問いを投げ続けてくるあの姿勢が…。といいつつ、上田作品を劇場で拝見したことはございません^^;一番印象的な作品は「金色の砂漠」です。機会があり映像で拝見したのみですが、不朽の名作だと思っています。シンプルなのに複雑で美しい旋律のような・・・是非ストレートプレイで見たい作品のひとつです。こう、良い意味で「誰が演じても良作になるんだろうな」という作品を書いてくださる先生だなと感じました。もちろん劇団ですから当て書きしていると思いますが…。
これからはフリーでご活動され、海外留学も予定されているとのこと。大きな組織やネームバリューがあるからこそできる仕事もあれば、組織ならではの制約やしがらみも多々あったかと存じます。本当にお疲れ様でした。そして、ますますご活躍されることをお祈りしています。本当に、心から!