もう一度足を止めて・・・。

もう一度足を止めて・・・。

GWも瞬く間に過ぎ去りました。来週から新しい環境での生活が始まるので、つかの間の執行猶予生活を楽しんでいます。また今夏に試験があるので、そろそろ本腰入れて受験勉強もしないと・・・。

もう一度足を止めて考えてみる。

そんな時間をもう少し作らないといけないな・・・そんなことを思うことが増えました。

昨年は十分にその時間を取るつもりが、実際はほとんど取れずに終わってしまいました。お休みする、というより、一度離れる、くらいの荒療治(?)でもしないと、何だか同じサイクルを延々と繰り返して人生の貴重な時間が過ぎ去ってしまう気がして最近なりません。お金は取り返しがつきますが、時間は戻ってきません。

周囲にも、もう一度原点に立ち返って創作活動をしていきたい、とか、戻ってくるか分からないけれど、一度表現というものから離れて別の生き方をしてみたい、という人の声をポツポツ聞くようになりました。家庭の事情などで離れる人も・・・。エネルギー要りますよね、何かを生み出すって。肉体年齢が若いから有り余っているわけでもなく、齢を重ねたから飢えていく、というものでもないと思います。

人間は半径300メートルの世界で生きている、なんて言いますよね。それだけ狭い視野になっているという皮肉だと思いますが・・・。確かに、ここじゃないとチャンスは来ない、とか、ここよりいい場所なんてない、とかその時は思ってしまうけれども、一歩外に出たらもっといい場所なんてたくさんあるのかもしれません。私自身、「ここよりいい場所はない」と思ったところを5年ほど前に離れました。その後しばらくはどこに行っても秘境のジャングルを一人でナタを振り回しながら生きているような状態でしたが、その時間を通して身に着けたサバイバル術を活かして、最近ようやく多少ほっとできる場所に来れたかな、という感じです。サバイブしなくて済むならしない方が良いですが^^;時の運ですので・・・。

色々考えるのがしんどいな、と思ったら、少し立ち止まって休みませんか。少し休んだからって、モノづくりが急激に下手になることも、上手くなることもないと思います。エネルギーや知識を十分蓄えていたつもりが、いつの間にか空っぽになっているのかも・・・逆にため込みすぎだったり。色々と生き急ぎすぎていたのかもしれません、私たち。

landlady
お芝居をしています。寄り道と道草ばかり。旅と自然と動物と音楽が生きる糧。