誰もが「生かされる場所」を探している。
今日、友人へのお土産を探すためにルピシアへ向かったのですが、接客をして下さった方が、恐らく50代半ばくらいかと思われる女性の方でした。胸には「研修中」のプレート。恐らく、それまでも接客業のご経験があると思われる方でしたが、一生懸命に接客をして頂きました。良い品物も見つかって良かった^^
近所のスーパーマーケットでもここ数カ月で、中高年層とみられる新人さんが急に増えてきました。しかも、あちこちで・・・。
このご時世、自分の意思に関係なく、新しい環境に飛び込んでいく人が増えていると思います。
私も根無し草のように生きているので、もう数え切れないほど「新人さん」を経験してきましたが、どんな現場に行っても、最初は覚える事ばかり。1タームは経験しないと、仕事の入り口にすら立つことなんてできないのではないかと感じます。
「会社」という名の村社会で成り立っていた日本ですが、一部の大手企業を除いて、その村も徐々に解体、崩壊していくのでしょう。もののけ姫のアシタカではありませんが、その村で許され、通用していた名前を捨てて、新たな住処を探して森の中をさまよい、歩き続けなければならない日々が続くのかもしれません。心強い相棒が必要ですね、ヤックルみたいに可愛くてお利口で強ければ文句なし^^!
でも、どうせ新しい場所を探して生きていかなければならないのなら、自分が活かせる場所で生きていきたいという人が圧倒的ではないでしょうか。また日々の米代を稼ぐためだけに生きていくの?まさか!そう心の中で問答を繰り返している人も多いのではないでしょうか。
先ほど、ルピシアで購入したお土産を携えて、友人に会ってきました。数年ぶりでしたが、元気そうでよかったです。ビジネスウーマンだった彼女、現在は家庭に専念されている状況ですが、以前の勤め先には復職制度があるそうで、退職の際、手続きは念の為済ませたそうです。前職場の方とも今でもつながりがあり、このような情勢なので、さりげなく復職について聞いてみたところ「ごめん、いまはちょっと(無理)」とのこと。正社員の人員整理はもう少し先だそうですが、今月いっぱいで外注先は全て契約終了すると聞いたそうです。来春から本格的な米騒動が始まるのでしょう。
今じたばたできる私は幸せ者なのだろうな、自分の運の強さを改めて実感するこの頃です。