ヒトの体は“楽器”である前に・・・。

「人間の体は楽器と同じです」

こんな言葉を、音楽やお芝居をしている人なら、いや、そうでなくても一度くらい耳にしたことがあるのではないでしょうか。

その後に続く言葉は様々で「だから毎日ケアをすることが大切」「体全体を意識して“鳴らし”ましょう(使いましょう、歌いましょう、演奏しましょう等)」などなど・・・。

・・・で?

結局、具体的に、何をどうすればいいの??体のどこを意識して、どう動かすの??そう聞き直してしまうのは私だけでしょうか・・・いや、指導者として生計を立てているのであれば、そこは生徒が理解できる言語で教えていただきたいのですが、抽象的で曖昧な指導で終わっていることの方が多い気がします(教わる側の経験として)。貴重な時間とお金を使って勉強しに来ているのだから、持ち帰ることのできるアドバイスが欲しいですよね。

生徒として「先生は普段、“楽器”としてご自身の体をケアされる際にどのようなことを意識されていますか」「“楽器”として体全体を意識して使う、ということをもう少し具体的に、何をどうすればいいのか教えてください」などと生徒から突っ込みというか、合いの手を入れると、生徒も先生もお互いにレベルアップ出来て、良い相互作用が生まれるかもしれません。先生が明確に言語化できなかったり、「それはあなたが自分で考えることでしょ!」なんて怒鳴り返して来たら・・・お付き合いを考え直すきっかけになるかもしれませんね^^;

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landlady
お芝居をしています。寄り道と道草ばかり。お時間がある時にふらっと覗きに来ていただければ嬉しいです。