『クルエラ』を観てきました。

小雨が降る中、渋谷のシネクイントへ。平日昼間でしたがかなりの客入りでした。客層も幅広かったです。

ディズニー作品でしたので、大量殺戮も無ければ人体のどこかも吹き飛ばず、血の海になる事もきっとないであろうし、ラストはハッピーエンド(の方向性)だろう・・・と勝手に判断して鑑賞決定。

ディズニー作品「101匹わんちゃん」の悪役であるクルエラ・デ・ヴィルの誕生を描いた作品。一人の少女が夢を叶えるまでのサクセスストーリープラス、悪女「クルエラ」が目覚めてからの復讐劇。2時間超と長丁場だったので不安でしたが、飽きずに見られました。

観終わってから感じたのは、「101匹わんちゃん」を復習してから見たらもっと楽しめただろうな、ということ。
特に幼少期に相棒となる少年二人との出逢うわけですが、彼らは大人になったクルエラの相棒なんですよね、ずっと・・・きちんと見返していれば、色々な伏線が広いきれてもっと楽しめただろうなと思いました。

結局のところ、「蛙の子は蛙」ということ?どう見ても平凡な母娘ではありませんが、あの親にしてあの子あり。親の顔が見てみたい・・・いや、ずっと観ていたけれど笑。クルエラを支える側に回った執事?の男性、どんな気持ちで二人の女性に仕えていたのでしょうか。とても良いスパイスというか、良い役者さんだったな・・・もう一人、街中で洋服店を経営していたデザイナー(ですよね?)の男性。彼のメイクやファッションもとても素敵でした。全体的に1960年代後半~1970年代のイギリスが舞台なので、その時代のファッションや音楽がお好きな方は是非観て欲しいです。ビジュアルだけでも楽しめる作品だと思います。

次の待ち遠しいのは、7月2日公開予定の「シンプルな情熱」セルゲイ・ポールニンが主人公の相手役です!主人公はレティシア・ドッシュ。もう絶対に観ないといけません。そして「007」の最新作はいつになったら見ることができるのでしょうか。もう首どころか全身が長くなりそう・・・。ダックスフンド?

先日の原信夫さんに続き、立花隆さんもご逝去されました。既に4月に亡くなられていたそうですね・・・「知の巨人」と謳われ、多くのベストセラーを手掛けてこられた立花さん。もう一度著書を手に取ってみたくなりました。ご冥福をお祈りいたします。

landlady
お芝居をしています。寄り道と道草ばかり。お時間がある時にふらっと覗きに来ていただければ嬉しいです。